阪神藤浪晋太郎復活へ向け3回無安打!|左打者相手は完璧だが・・・?
この日は鳴尾浜の平日にもかかわらず入場客も多く、藤浪投の久々の登板を待つ鳴尾浜球場は、平日にもかかわらず入場制限が敷かれていたようでした。
「ピッチャー・藤浪」のアナウンスに、門前で待つ長蛇の列からも歓声が響いていたようでやはり2軍にいようがどこにいようがスターはスターなのでしょう。
藤浪投手は初球から150キロの直球でこの日訪れたファンを魅了。
やはり2軍で投げているような投手ではない事は、その球筋やスター性、そして存在感が物語っているようです。
実戦復帰後2度目で、久々の本拠地登板。
本人も納得の36球であったようですが、この日は1番から8番まで、左打者を並べたオリックス打線(佐野選手は両打ち)に、藤浪投手はストライク先行で投げれていました。
セットから2段モーション気味の投球フォームで、まずは佐野選手を遊ゴロに抑えると、宣保選手へは低めのカットボールで空振り三振に仕留めます。
続く西野選手を中飛に抑え、三者凡退のスタートから始まりました。
藤浪投手の場合は、相手打者が誰であろうが自分の投球が出来ていれば点は取られないし、自分の投球が出来ていなくて四球に死球が乱発するときは相手打者の強弱関係なく大量失点するので、正直2軍でいければ1軍でもいけると思います。
「ブルペンでは分からないこともある。対打者にどういう投球ができるかの確認。今日はそこが課題でした。抜群にいいわけじゃないですけど、段階を踏めたことはよかった」
との本人の言葉通り、左打者であろうがまず打者相手にしっかり投げれた事が大事。
じっくり一歩づつ歩を進めていってくれれば良いのです。